コレクションの価値観。

プロフィール

◯です。前回、動機について書いていきました。

今回は、コレクションとは何なのか。コレクションを自分自身がどう捉えているのかについて書いていきます。

コレクションとはなにか。

ぼくは、コレクションのことを、

人の恣意的なミクロコスモス

だと考えています。

言い換えれば、ぼく自身が作り出した、自分勝手な世界。

収集されたモノは、それらを収集した人の世界の一部なわけです。

それぞれ人によって、世界は違います。

ある世界は、管理のされていない雑多な世界であったり。

ある世界は、徹底的に管理の行き届いた世界であったり。

ある世界は、厳選されたモノが大切にされた世界であったり。

ある世界は、ただただ大量に収集されたモノの世界であったり。etc…

こんな風に、一人ひとりの価値観のもと、この世界は作られています。

この世界をさらすことで、その人がどんなモノに価値観を持っているかがわかるんです。

コレクションというのは、その人自身の個性なのです。

コレクションの価値

収集されたコレクションに見出される価値観は、人それぞれです。

デザインや形に価値を見出す人もいれば、モノの名前やブランドに価値を見出す人など様々です。

中にはご当地限定品などの場所に価値を見出したり、モノの古さに価値を見出す人もいます。

ほんとに価値観というのは人それぞれなのです。

ぼくは最初、ピクミンに登場するお宝を収集するモノに価値を見出し、そこからモノのデザインや形の魅力に価値を見出していきました。

このように、価値観の変遷が起きたり、価値観が増えることだってあるのです。

価値観って無限大です。

では、ぼく自身の現在の価値観はというと、上記の二つに加え、もう一つあります。

資料的価値としてのコレクション

その価値観が、

資料的価値

です。

大学時代にぼくがとあるコレクターの方とお話した時、その方はコレクションのことを、歴史を物語る資料だと言っていました。

例えば、牛乳キャップ。

牛乳キャップは、一見ただの紙フタに見えますが、よく見てみると製造場所であったり、当時の製造方法であったり、賞味期限の記載であったりと、あの小さな円盤に、大量の情報が書いてあります。

それらを比較することで、その当時にどんな製造方法で牛乳がつくられていたか。いつまでこのような記載の仕方だったのか。などの、モノ自体の歴史を紐解く材料になるのです。

つまりは、モノはモノ自身の記憶を持っているのです。

資料的価値を見出せば、モノの変遷や歴史がわかります。これらを将来に繋げて行くことで、なにか役に立つ時がくるかもしれません。

この資料的価値という価値観にものすごく衝撃を受け、今に至ります。

このブログのコンセプトとして、感性の多様性を発信する場がありますが、ぼくは資料としてのモノの記録という面でも発信していきたいなと思います。

コレクションの記憶

モノはモノ自身の記憶を持っているとお話しました。ですが、ぼくはそれに加えコレクター自身の記憶も持っていると思っています。

例えば、自分がこれまでに収集してきたモノを見て、これはあの時に手に入れたんだっけなぁだとか、あそこに行った時のものだとか、あのひとにもらったんだとか思い出す感覚。

コレクションを見たことによって、あの頃の日々を思い出しています。つまりはコレクションを通して、思い出が蘇るのです。

このように、コレクションは一種の思い出のメモリーなんだと思います。

その記憶媒体としてのモノが集まった世界が、コレクションであり、自分自身を映し出す世界なのです。

さいごに

今回言いたかったことは、

  • コレクションは恣意的なミクロコスモス
  • 価値観は人それぞれ
  • ぼく自身の価値観
  • コレクションの持つ二つの記憶

この4点です。

コレクションは、自分自身の世界を形作るモノで、その世界は人それぞれ。

その中で、ぼくの見出した価値観は、ピクミン・形・デザイン・資料といった価値観でした。

そしてコレクションが持つ、コレクター自身とモノ自身の記憶。

なぜコレクションの記憶について書いたかというと、どんな価値観で収集されたモノでも、記憶を共通して持っているからです。

ただ気を付けてほしいのは、コレクターの記憶は時間が経つと消えてしまう恐れがあるということです。実際ぼくも、これはいつどこでてにいれたんだっけというモノが結構あります。

そんな時は、そのモノがいつ作られたかなどを調べてみると、記憶の逆探知ができて、再び懐かしい気持ちにさせてくれるなんてこともあったりします。

ぼくは、思い出の記憶ももちろんですが、モノ自身の記憶は守っていきたいと思います。忘れられてしまうと、本当にそのモノが死んでしまうので。

なので、いろんな価値観を知るついでに、このブログで紹介したモノの存在を頭の片隅に入れておいてください。

遅くはなりましたが、次回から本格的にモノを展示していこうと思います。

p.s.

実はすでにぼく自身のコレクションは公開していたりします。

malteeeeeze ミュージアム | Muuseo (ミューゼオ)
malteeeeezeミュージアムでは、コレクションが 12展、アイテムが 431個展示されています。

ただ、あくまでも展示していただけなので、このブログでは、これらをより深堀りして、資料的価値を肉付けして展示していきたいなと思います。

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