YouTuberがアートコレクターに!芸術はより身近に?

芸術

◯です。

今日は別の記事を書こうとしていたら、なかなか興味深い動画を目にしたので、それについて書こうかと。

ちょっといつもと毛色の違う記事にはなってしまいますが、コレクターつながりということで。

その動画がこちら。

【超高額!?】ヒカキン、初めて高級アートを購入する【芸術】
[超高額!?]ヒカキン、初めて高級アートを購入する[芸術] 2020/7/19 HikakinTVより

日本を代表するYouTuberである、Hikakinさんが2020年7月19日に投稿したこの動画。(今現在記事を書いているのもこの日です。)

Hikakinさんが初めてアートを購入したという記念すべき動画ですね。

ぼく自身、芸術が好きなのでアート購入の門出をとてもうれしく思います。

今回は、この日本屈指のインフルエンサーでもあるHikakinさんのアート購入動画が、今後どんな影響を及ぼすのかについて、僕なりに考察していこうと思います。

まず、どんな作品を購入したの?

今回、Hikakinさんが購入したアートは、

村上隆さん作「ドラえもん ありがとう」

という作品です。

村上隆さんとは、日本の現代アートの最前線において活躍するアーティストで、主にポップな花やキャラクターをモチーフにした絵画や立体作品を生み出しています。

動画でも言われていた通り、オークションで16億円で落札されたりと、世界でも注目を集めるアーティストです。

UNIQLOとのコラボ商品を発売したりしているので、知っている方も多いのではないでしょうか。

意外と身の回りにも、村上隆さんのアート作品があるかもしれません。

さて、この「ドラえもん ありがとう」という作品を見てみましょう。

大きなドラえもんが描かれており、ドラえもんの本来青い色の部分に、様々なドラえもんのキャラクターたちが、色鮮やかに詰まっています。

Hikakinさんのようなドラえもんファンにはたまらない作品ですね!

こんな有名なアーティスト達をも虜にしてしまうドラえもんのすごさに、改めて気づかされます。

いくらで購入されたの?

さて、気になるのがそのお値段。

最高16億円で落札されたことのある村上隆さんの作品。

日本のアートシーンをけん引しているアーティストだし、そもそも美術品って億単位あるんじゃないの?って思う方が多いと思います。

ただ、Hikakinさんが購入した金額は20万円。

20万円でも高い!ってもちろん思いますけれど、あれ?以外と安いって思いませんか?

ぼくはまだまだ前者ではありますが(笑)

もちろん作品や作者にもよりますが、億単位に比べたら、手が届くような距離にあるのは間違いありません。

実際、いろんなオークションや画廊のサイトを覗いてみたりすると、自分たちでも手が届きそうな作品はたくさんあるのです。

このHikakinさんの動画で、アートを少しでも身近に感じた人は多いのではないでしょうか。

アートコレクター宣言

また、Hikakinさんは今回の動画を通じて、アートコレクターデビューするようなことを述べていました。

コメントにも、

どうも、アートコレクターヒカキンです。

[超高額!?] ヒカキン、初めて高級アートを購入する[芸術] コメント欄より引用

と残しています。

ここに、新たな日本を代表するアートコレクターが誕生したのです。

僕らにとって身近な日本のアートコレクターとしたら、バスキアを落札した前澤友作さんなんかが有名ですね。

Hikakinさんがこの先、アート蒐集に励んだら、いつかHikakinコレクションが誕生し、美術館が作られる、なんて未来があるかもしれませんね!

僕としては、なによりアートシーンを盛り上げるインフルエンサーが誕生したことをとてもうれしく思います。

この動画の影響は、、、?

さて、この動画がどのような影響を今後与えていくことになるのか。

そこで、僕なりに予想を立ててみました。

  1. 様々な芸術の認知
  2. 芸術の敷居の低下
  3. 子供たちのアートへの関心の増加

この3つの要素が挙げられると思いました。

1.様々な芸術の認知

まず、村上隆さんが日本の代表的な芸術家、アーティストであることを、この動画がきっかけで知った人もいます。

さらに、実は身の回りには様々な芸術作品がある、ということを知るきっかけになった、という人も多いのではないでしょうか。

しれっとHikakinさんの動画にも、Kawsの作品がチラチラうつり込んでいたり、本人が村上隆さんのデザインのTシャツを着ていたりと、芸術が身近にあるというヒントはチラチラ出ていました。

この動画により、身の回りのデザインを意識する人が増加するのではないか、と僕は思います。

そこで、動画でも出ていたような、UNIQLOのコラボ商品といった、芸術とのコラボ商品がより注目されていくのではないかなと僕は感じています。

2.芸術の敷居の低下

こう書いてしまうとネガティブな感じになってしまいますが、いい意味で敷居が下がると僕は思います。

芸術には、やっぱりHikakinさんも最初思っていたように、美術館に並ぶような、億単位で取引され、資本家などの資産になりうるもの、などの先入観が定着してしまっています。

しかし、この動画のおかげで、その先入観は少しは払拭されるのではないでしょうか。

億単位で落札されるようなアーティストの作品にも、手が届くくらいの値段の作品もある、ということが広まることで、アートはだれでも手が届くもの、というイメージが付いたと思います。

20万でも高額だとは思いますが、やっぱり億に比べたら安いもんって思いませんか?

このイメージの変化により、アートに手を出してみようという人が増加し、よりアートシーンは盛り上がるのではないでしょうか?

敷居が下がるということは、誰でも手が届くということなのです。

3.子供たちのアートへの関心の増加

YouTubeは、大人も子供もおねーさんも、年齢問わずあらゆる人が視聴しています。

その中でも、特にYouTuberなんかは、子供の夢になるくらい若者に影響力のあるコンテンツです。

その中でもトップの視聴者を誇る人の動画で、芸術が紹介されたら、当然イメージに残ります。

ここから、若い世代に芸術のイメージが根付き、アーティストを目指すきっかけになることももしかしたらあるかもしれません。

この動画のいいところは、作品をじっくり見せている点であると思います。

たとえ動画越しでも、アートを間近で見る機会ってあまりありません。特に現代アートなんかは、小学校の廊下なんかにめったに飾られていません。

しかも今回のアートは、子供でもとっつきやすいドラえもんがモチーフのアートです。

そのため、少なくとも子供たちの印象には残ったのではないでしょうか。

さいごに

勝手ながら、僕自身の考察を書かせてもらいました。

ただ、ぼくが何よりもうれしいことは2つあって。

1つは芸術の世界を少しでも広めてくれたこと。敷居が高く見られがちな芸術を、身近なものと再認識させてくれた動画でした。

2つ目としては、コレクターが増えたことです。ここに一人の蒐集家が誕生しました。

僕とは蒐集対象も違うし、価値観ももしかしたら違うかもしれません。

しかし何よりも、自分が好きなモノを蒐集している人のワクワク感であったり、喜びが伝わってきたのです。

このコレクターの本質を僕は再確認することができました。

今日の動画が、アート界隈などの多くの場所、人に影響を与えるのは確実だと思います。

もちろんアートが盛り上がることはとてもうれしいです。コレクションすることの喜びがこの動画にはあるっていうことを、みんなが気づいてくれたらなあっと、蒐集家のはしくれは思うのでした。

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